問題７

問題７　介護サービスに係る利用者負担が高額になった場合の取り扱いについて正しいものはどれか。３つ選べ。

１　高額介護サービス費の負担上限額は、被保険者の家計に与える影響を考慮して、段階的に設定されている。

２　高額介護サービス費の負担上限額を超えた利用料は、常に現物給付となるため、利用者が直接事業者に支払う必要はない。

３　高額介護サービスは、世帯単位で算定される。

４　施設介護サービス費に係る利用者負担は、高額介護サービス費の対象となる。

５　高額医療合算介護サービス費は、医療保険から支給される。　

解答

１、３、４

解説

高額介護サービス費は、介護保険の利用者負担（原則１割）が高額になった時に、利用者負担を軽減してれる制度です。

所得にもよりますが、一定額（原則として月額３万７２００円）を超えると、超えた部分について償還払い（現金給付）の形で支払われます。

対象となるのは、居宅サービス、施設サービス、地域密着型サービスです。特定福祉用具販売と住宅改修は対象外となります。

１　○

設問の通りです。

２　×

高額介護サービス費は、償還払いとなりますので、一旦は全額を支払います。申請することにより後から戻ってきます。

3　 ○

設問の通りです。

４　○

設問の通りです。

５　×

高額医療合算介護サービス費は、介護保険から支給されます。医療保険から給付されるのは高額介護合算療養費です。