問題6 介護保険法第2条に示されている保険給付の基本的考え方として正しいものはどれか。3つ選べ。
1 要介護状態等の維持又は悪化の予防に資するように行われる。
2 被保険者の選択に基づく。
3 総合的かつ効率的に提供されるよう配慮して行わなければならない。
4 快適な日常生活を営むことができるように配慮しなければならない。
5 被保険者の要介護状態等に関し、必要な保険給付を行う。
解答
1、2、5
解説
第二条 介護保険は、被保険者の要介護状態又は要支援状態(以下「要介護状態等」という。)に関し、必要な保険給付を行うものとする。
2 前項の保険給付は、要介護状態等の軽減又は悪化の防止に資するよう行われるとともに、医療との連携に十分配慮して行われなければならない。
3 第一項の保険給付は、被保険者の心身の状況、その置かれている環境等に応じて、被保険者の選択に基づき、適切な保健医療サービス及び福祉サービスが、多様な事業者又は施設から、総合的かつ効率的に提供されるよう配慮して行われなければならない。
4 第一項の保険給付の内容及び水準は、被保険者が要介護状態となった場合においても、可能な限り、その居宅において、その有する能力に応じ自立した日常生活を営むことができるように配慮されなければならない。
(厚生労働省ホームページより)
1 ×
維持又は悪化の予防というところが間違いです。軽減又は悪化の予防です。要介護状態の維持よりは良くなる方に考えます。
2 ○
介護保険は、契約制度です。自分が必要とするサービスを提供する事業者と契約をし、サービスを受けます。これは被保険者の選択に基づいています。
3 ○
設問の通りです。
4 ×
自立した日常生活を営むことができるように配慮されなければならない。と記載されています。
5 ○
設問の通りです。
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