介護保険に関して市町村が有する権限について正しいものはどれか。3つ選べ。
1 被保険者の保険料に関し、被保険者の収入について調査する。
2 住宅改修を行う者に対し、文書の提出を求める。
3 介護給付費・地域支援事業支援納付金の算定のために、医療保険者から報告を徴収する。
4 被保険者に対する老齢等年金給付の支給状況について、年金保険者に対し資料の提供を求める。
5 介護サービス情報について、指定居宅サービス事業者を調査する。
解答
1、2、4
解説
1 ○
介護保険の保険料は、収入によって変わります。被保険者は保険料を市町村に納めるので、被保険者の収入を知っておく必要があり調査することができます。
2 ○
介護保険を使って住宅改修をする時は、市町村に書類などの提出が必要です。償還払いとなりますが、居宅介護住宅改修を支給するのは市町村ですので、住宅改修をする事業者に対して文書の提出を求めることができます。
3 ×
第2号被保険者の保険料は医療保険者が徴収します。
医療保険者から介護給付費・地域支援事業支援納付金として社会保険診療報酬支払基金、そして保険者という流れです。医療保険者から報告を徴収するのではなく、社会保険診療報酬支払基金から報告を徴収します。
4 ○
設問の通りです。
5 ×
介護サービス情報とくれば都道府県です。市町村が有する権限ではありません。
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