2021年度 第24回 本試験 問題10

2021 第24回
スポンサーリンク

介護支援専門員の要件、義務等

問題10 介護支援専門員について正しいものはどれか。3 つ選べ。

1 その業務を行うに当たり、関係者から請求があったときは、介護支援専門員証を提示しなければならない。

2 他の都道府県へ登録を移転する場合には、移転先の都道府県知事が実施する介護支援専門員実務研修を受講しなければならない。

3 介護支援専門員証の有効期間は、5 年である。

4 その業務のために正当な理由がある場合に限り、その名義を他人に使用させることができる。

5 介護支援専門員であった者は、退職後においても、正当な理由なしに、その業務に関して知り得た人の秘密を漏らしてはならない。



解答

1、3、5

解説

介護支援専門員の要件や義務等についての内容ですね。比較的解きやすい問題だったように感じます。

1 介護支援支援専門員は、身分を証する書類を携行するという決まりがあります。もちろん見せてほしいと言われた時は提示しなければなりません。

2 介護支援専門員の資格を取得したら、都道府県に登録する必要があります。他の都道府県に登録を移転した場合は、あらためて登録します。有効期間はそのまま継続できます。

3 介護支援専門員は5年ごとの更新があります。更新をしないと介護支援専門員の業務を続けることができません。更新研修を受けることで、介護支援専門員としての知識を再確認することができますね。

4 どのような理由があっても、名義貸しは禁止されています。介護支援専門員に限ったことではなく、あらゆる資格で名義を貸すことはできません。

5 頻出の内容です。秘密保持義務というのがありますが、業務をしているときだけでなく、退職してからも、正当な理由なしに、秘密を漏らしてはいけません。

介護支援専門員の義務

① 公正・誠実な業務遂行義務
② 基準遵守義務
③ 資質向上義務
④ 介護支援専門員証の不正使用の禁止
⑤ 名義貸しの禁止
⑥ 信用失墜行為の禁止
⑦ 秘密保持義務

2021 第24回
奈良 大阪 三重 滋賀 ケアマネ試験対策 さくら福祉カレッジ 

コメント