「介護支援分野」
社会扶助方式は、給付に保険の仕組みを用いないで、財源を主に租税で賄う方式である。
●解答
〇
●解説
国民が生活に困窮することなく、安心して生活ができるように、国は生活を保障する給付をおこないます。(社会保障)大きく分けると、社会保険、公的扶助、社会福祉と分けることができます。
社会保険→医療保険、年金保険、雇用保険、労災保険、介護保険
社会扶助→生活保護
社会福祉→児童福祉、障害者福祉、高齢者福祉、社会手当(児童手当等)
社会保険と社会扶助の違いは、給付に必要な財源をどのように調達するかで変わります。社会保険は「保険」しくみを利用します。つまり、将来保険事故(介護保険では介護認定の意味)をがおきるかもしれないので、それに備えて保険料を出し合います。もし保険事故が起きたときは、拠出していた保険料から支払います。これを運営するのが保険者です。
社会保険の財源は、保険料と公費(租税)で賄われることが多いです。社会扶助はすべて公費(租税)で賄われるという違いがあります。
介護保険は、社会保険のひとつで保険者は市町村です。国民が支払う介護保険料と公費で運営されます。
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