ケアマネ試験 一問一答 No.83

ケアマネ一問一答

「介護支援分野」

介護保険と医療保険における利用者負担の合計額が著しく高額になる場合でも、負担軽減する仕組みは設けられていない。




●解答

×

●解説

介護保険を利用すると原則1割を負担します。所得にもよりますが、一定額を超えると申請することで、償還払いされます。これを「高額介護サービス費」といいます。利用者の負担を減らしてくれます。

医療保険にも同じような制度で「高額療養費」というものがあります。これも患者負担を軽減するものです。

同じ世帯に医療保険と介護保険を利用している人の負担を軽減する制度もあります。

介護保険における利用者負担と医療保険の患者負担の合計額が政令で定める一定額を超えた時は、申請をすれば後からかえってくる制度です。これらは世帯単位で計算されます。

これは、医療保険と介護保険それぞれの自己負担の比率に応じて按分して、各保険の保険者が支給する仕組みです。

介護保険の保険者が支給する給付を、「高額医療合算介護サービス費」と言います。

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