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過去問 第15回

問題8 介護保険施設について正しいものはどれか。3つ選べ。
1 介護老人福祉施設の指定を受けるためには、老人福祉法上の特別養護老人ホームの設置認可を別途受けている必要がある。
2 介護老人福祉施設は、市町村長への届出により施設の廃止ができる。
3 介護老人保健施設は、都道府県知事から開設の許可を受けたものである。
4 介護老人保健施設の開設者には、社会福祉法人も含まれる。
5 介護老人保健施設の開設許可は、医療法に基づき行われる。
解答 1・3・4
1 設問の通りです。特別養護老人ホームは老人福祉法の施設になります。さらに介護保険の指定を受けることで、指定介護老人福祉施設となります。
2 介護老人福祉施設の場合、事業の廃止届けではなく、1か月以上の予告期間を設けて、指定の辞退ができるとされています。
3 設問の通りです。介護保険の「許可」であることが重要です。介護老人保健施設は、介護保険法上の施設です。
4 介護老人保健施設の開設ができます。非営利団体のみ。開設できるところ↓
地方公共団体 医療法人 社会福祉法人 地方独立行政法人 日本赤十字社 健康保険組合 共済組合など。
国民健康保険団体連合会
5 開設の許可は介護保険法です。
問題23 指定介護予防支援事業について正しいものはどれか。2つ選べ。
1 指定介護予防支援事業所の管理者は、非常勤でもよい。
2 指定介護予防支援事業者が指定介護予防支援の一部を委託する場合には、都道府県に届け出る。
3 指定介護予防支援の担当者は、介護支援専門員でなくてよい。
4 目標志向型の介護予防サービス計画を策定しなければならない。
5 介護予防サービス計画は医師の指示で作成されることを利用者に説明する。
解答 3・4
1 管理者の要件は、常勤・専従(地域包括支援センターとの兼務可)
2 市町村に設置される、地域包括支援センター協議会の議を経ることになります。(中立・公平のため)
3 担当職員は、保健師、介護支援専門員、社会福祉士、経験のある看護師、高齢者保険医療福祉に関する相談業務等の3年以上従事した社会福祉主事
4 設問の通り
5 作成に関して、医師の指示は必要ありません。
問題51 介護保険における訪問による入浴の介護について正しいものはどれか。2つ選べ。
1 訪問入浴介護事業所が、その事業所と同一の建物に居住する利用者に対し訪問入浴介護を提供する場合には、所定単位数の100分の90に相当する単位数を算定する。
2 利用者の身体の状況等に支障を生ずるおそれがなく、主治の医師の意見を確認した上で、介護職員3人で訪問入浴介護を提供した場合には、所定単位数の100分の100を算定できる。
3 訪問入浴介護において十分な経験年数がある介護職員が訪問する場合には、主治の医師の意見の確認なしに入浴の可否を判断してよい。
4 全身入浴の介助に必要な場合には、訪問介護と訪問看護を同時間に利用することができる。
5 訪問入浴介護において利用者の体調が悪く、利用者の希望により部分浴のみ行った場合にも、全身入浴と同じ単位数を算定することができる。
解答 1・4
1 設問の通りです。
2 原則、看護職員1人 介護職員1人で行います。しかし、身体の状況が安定していること。主治医の意見を確認した上で、看護職員の代えて介護職員を充てることができます。
3 必ず主治医の指示を仰がなければなりません。
4 設問の通りです。
5 利用者の希望により、清拭または部分浴を実施した場合は減算となります。