私が思うアトピーとの付き合い方。

その他

私は現在30代前半であります。幼少期のころからアトピーに悩まされ、いろいろと試してきました。お金も相当かかりました。親には本当に感謝です。

今のところ、時期によっては多少の痒みはありますが、ほとんど薬(ステロイド軟こう)を使うことなく、保湿のみで安定している状態です。

特に何か制限などをしているわけではなく、規則正しい生活や食事は意識していますが、食べたいものを食べています。介護の仕事をしていますので、夜勤があったり、不規則な勤務ですが良い状態ではあります。

今まで試してみたことや、どんな効果があったのかを紹介してみたいと思います。

スポンサーリンク

今までのアトピーの経過。

それでは今までのアトピーの変化や状態をまとめておきます。

小学生~中学生頃。

しっかりと記憶のある頃からのことを書きます。小学生の頃は、首や手や足の関節に湿疹がでていて、痒かったことを覚えています。とくに汗をかくと痒みが出てきますので、体育の時間がつらいでした。食事に関しては、アレルギーはなかったので何でも食べていたように思います。

入浴後や冬の乾燥する季節は、酷くなりました。高学年になってくると、思春期ということもあり、周りの目が気になったり、人と比べてどうして自分はアトピーなんだろうと悩み初めた時期でもあります。

母親が熱心にアトピーと向き合てくれたため、ステロイドをほとんど使うことなく、知り合いの薬局に相談しながら漢方や保湿剤を使って、努力してくれました。健康食品も飲んでみましたが、良くなったり悪くなったりというような感じでした。

高校生から大学受験の時期に悪化。

高校生の時は、部活をしていたので、汗のかきはじめが痒く、あまりよい状態ではなかったです。今思うとよく耐えていたなと思います。ステロイド軟こうもほんとんど使っていませんでしたが、反抗期もあり治療ということはしていなかったように思います。

高校3年生になり、大学受験という時期になりました。部活ばかりしていたせいか、あまり勉強は得意ではありませんでしたので、勉強するのが苦痛な日々でした。とにかく座っているのが辛く、勉強する習慣がなったのです。そのことろから、アトピーが劇的に酷くなってきて…特に、顔や首の湿疹が酷かったように思います。

ストレスや運動不足、高校生の頃から友達との付き合いも増えて、外食が良くなかったのかもしれませんね。ファーストフード店にもよく行っていました。

高校卒業と同時に転機が。

つらい受験期間も終わり。行きたい大学もなんとか決まりましたので、そうとう開放された状態でした。ただ、アトピーの状態はというと最悪。メンタルもボロボロという感じです。自分の見た目にも自信が持てず、彼女がほしいのに告白もできず(笑)なかなかつらい日々だったと思います。

その頃、母親の勧めで「丹羽療法」というのを試してみてはと言われ。始めることにしました。おそらく母親も相当心配していたのでしょう。

辞めてからかなり経ちますので、今はわかりませんが、「丹羽療法」はSODやルイボスというような、健康食品を飲み。身体の活性酸素を溜めないようにします。そして、これらの成分を含んだ軟こうを使用して炎症を抑えるとういうような治療です。

藁にも縋る思いで始めてみました。するとみるみる良くなって、もうほとんどアトピーとはわからない状態でした。肉や油も避けていましたし、湿疹がでれば、軟こうを塗るというなスタイルで、大学生活はあまりアトピー悩むことはなかったと思います。

社会人~25歳ごろ。

社会人になり介護の仕事をしていたのですが、転職を機に上司とうまく行かず、相当なストレスを抱えてしまいました。アトピーが酷くなったわけでなはく、逆流性食道炎という病気になってしまい。ごはんが食べれなくてほんとにつらい時期でした。人間食べれないというのはほんとにストレスです。

二年ほどは耐えたのですが、症状もよくならず、環境を変えるしかないと、また転職の運びとなりました。その後、特別養護老人ホームで勤務していましたが、夜勤が増えたことで、またアトピーが酷くなるという状態です。

「丹羽療法」はほそぼそと続けていましたので、酷くなれば軟こうを塗るとい対処療法だったと思います。

食事療法にこだわりすぎて、さらに酷くなる。そして脱ステ。

まだその頃、逆流性食道炎も治っておらず、食事をしたら気持ち悪くなるという恐怖心に襲われていました。その名残で、小食にすればアトピーが良くなるとか、玄米菜食にしてみようと、玄米と野菜ばかり食べていた時期もあります。結果的に、かなり痩せてしまい、アトピーもよくならない。最悪の状態でした。

小食にはメリットも多くあります。しかし、アトピーの人は皮膚の再生に栄養とエネルギーが必要です。たんぱんく質をしっりととらないといけないタイプの人もいます。そのへんは慎重になるべきす。私の場合はやせ形で、しっかりと栄養を取ることが必要なのかもしれません。

それから、健康食品のお店の人の紹介もあり、ステロイドは使用しない脱ステをすることにしました。今まで「丹羽療法」の軟こうをし使用し、副作用は無いとのことでしたが、ステロイドを含んでいるのは事実ですから、やめてみることにしました。

すると、もうとんでもなく酷くなり、マスクなしでは外に出れない。首は風が当たるだけで痛いし、ジュクジュクの状態。今まで湿疹が出ていなかったところまで、痒くなる。そんな感じでとてもつらいでした。ステロイドは体に溜まるから、抜けるまで好転反応が出ると聞いたことがあったので、とにかく耐えていました。ただ、皮膚科の先生によっては、ステロイドは身体に蓄積しないという見解もあります。これは適切に使用た場合でしょう。長期の使用で副作用はでると思います。

すべて諦める。食生活の変化。

29歳の時に結婚したのですが、結婚を機に、細かな食事療法や民間療法はやめました。中途半端に脱ステをしていましたので、アトピーの状態は悪いでした。

妻に「皮膚科言ったら」と言われて。素直に近くの病院に行くことにしました。もちろんおきまりの、ステロイド軟こうが処方されて、炎症が引けばしっかりと保湿という先生の意見です。そこはぐっとこらえて、素直に受け入れました。

アトピーで長く悩んでいると、皮膚科、アトピー、ステロイドというワードに非常に敏感になります。でも、もうすることがないので、素直に薬をぬって、保湿をしました。

その頃からしっかり三食、食べるようになり、体力もついてきたように感じます。食べたいものを食べるようにしました。もちろん肉も、お菓子も(笑)

気が付くとたまに薬は使いますが、保湿だけでいけるようになっていました。それで現在にいたります。不思議なものです。結局なにがよかったのかわかりません。(笑)ちゃんと病院に行ったらという妻の後押しに今は本当に感謝しています。

悪化と改善のポイント。私の場合。

悪化した時。

アトピーというのは、良くなったり悪くなったりを繰り返します。やはり悪くなるにはそれなりの原因があるのは確かです。ただ、年齢によって違いがあるように感じます。

年齢が若い子供のころは、アレルギーとしてのアトピーが出たり、食事が原因だったり、体質から来るものが多いでしょう。しかし、大人になると体質的なことプラス、ストレスがかなり関わってきます。

私自身も、アトピーが酷くなるときは、受験のときや、仕事が忙しく、不規則な生活のときが多いでした。そして、気持ちが落ち込み、視野が狭くなっている時は悪化していきます。

改善した時。

改善した時はどうでしょうか。受験が終わり、ストレスが解放されたときです。規則正しい生活をしていたり、しっかりと栄養が取れていることも大切です。

アトピーというのは、メンタルと大きく関わっていると思います。

アトピーは食事で改善するとよく言われます。確かにその通りです。しかし、すべての人に当てはまるわけではないのです。過食気味の人は、肉や油物を減らし、野菜中心の生活でよくなる可能性があります。食べたものが身体の中で分解できず、アレルギーやアトピーという形で出ることもあります。

私もそうなのですが、やせ型の人はしっかりとした食事が必要だと感じます。アトピーの人でやせ型の人って多いと思うんです。過度な食事制限をするのは逆効果の場合もあります。

アトピーを治すのはとにかく長期戦です。すぐには良くなりません。結果を急がず、ぼちぼち付き合ってみることも必要です。たまに、もーいいやと諦めてみることです。そして、またやる気が出てくれば頑張ればいいと思います。

今まで試してみたこと。

アトピーを早く治したいという思いで、とにかくいろいろやってみました。かなりお金もかかりました(笑)。どのような効果があったのか、感想なども書いておきます。アトピーの症状や経過も千差万別です。これは自分に合うものを模索し、試してみるしかありません。

よく、これをすればアトピーが完治!みたいなのは、あまり信用しないほうがいいでしょう。アトピーの原因は一つに絞ることができないからです。いろんな要素が複雑に関係しています。

丹羽療法。

先にも書きましたが、私はこの方法でかなり良くなりました。現在はしていません。重度のアトピーで日常生活にかなり影響が出ている場合はやってみるのもいいかもしれません。

健康食品の購入にそれなりにお金がかかりますし、軟こうが処方されます。

そして、野菜中心の食事。油物、肉類を食べないことで、身体に活性酸素を溜めないという考え方です。つまり、身体に溜まった毒が悪さをし、アレルギーという形で皮膚に湿疹が出てくるのです。

アトピーが改善するのは本当にうれしいことですが、金銭的なことや、食べることへの我慢なども考えながらやってみるのがいいと思います。

玄米菜食や小食。

アトピーの治療で、玄米を食べればいいとか、小食をやればいいなど。聞いたことがあると思います。私も実際に試してみました。

玄米は白米より栄養があり、食べることで身体の毒素を出してくれるそうです。ですので、長い間ステロイドを使っている人が始めると、好転反応といって、すごく酷くなり、徐々に良くなるという経過をたどります。

私も、玄米を食べてみましたが、すごく酷くなりました。そして野菜中心の生活。併せて一日一食とかやりましたが、良くなる前に耐えれなくてやめてしまいました。続けていれば効果はあったのかもしれませんが、無理でした。

小食というのも、人それぞれに必要なエネルギーがありますので注意が必要だと感じました。介護の仕事をしていましたので、体力を使う仕事です。にもかかわらず小食だと、明らかに栄養不足だったように感じます。

その人に合った、バランスのとれた食事が大切です。小食のメリットは、胃腸を休める時間を作ることです。消化吸収にはたくさんのエネルギーを使います。アトピーの人は胃腸が弱い人が多いので、小食でうまく行く場合もあるでしょう。

運動や入浴で汗をかく。

汗をかくと、身体の悪いものが出て行っているような感じがしませんか。半身浴をしたり、岩盤浴に行ったり、ランニングなどもしていました。今はしていません。(笑)

アトピーに関係なく、健康作りという意味でやってみてはどうでしょうか。ただしやりすぎはよくありません。逆に疲れが溜まってしまいます。何ごとも適度にです。

アトピーの人は、自立神経のバランスが悪く、副交感神経か交感神経のどちらかにかたよっている場合が多いようです。ストレスが多い状態だと、交感神経が優位になります。ゆっくりお風呂に入ったり、リラックスすることで、副交感神経とのバランスが良くなります。

整体やお灸など。

東洋医学的な観点から、アトピーをみるのもいいと思います。整体やお灸、漢方などです。仕事のストレスが原因で逆流性食道炎になったことがありました。その時もなかなか治らなくて、針治療をうけたことがありました。

その時、アトピーの状態は良かったのです。東洋医学からみて、身体の不調は気の流れが悪いと考えます。針治療やお灸を受けることで、すくなくともアトピーにはいい影響があったと考えていいと思います。

針治療は医療保険の適用でない場合が多いので、続けていくにはそれなりのお金も必要です。お灸だと自宅でできるものもあるので、手軽にやってみるのもおススメです。

脱ステ・脱保湿。

アトピーが長く続いていて、何とか良くなりたい、完治させたいと考えると思います。もう薬には頼りたくない。なんとか自分の力で頑張りたい。もちろん私もそうでした。

長くステロイドに頼って塗り続けていると、皮膚が薄くなりますし、皮膚がとにかく弱くなります。軟こうを塗るというのは、皮膚で起きている炎症を抑えているだけで、根本的な治療をにはなっていません。

本で読んだことがあるのですが、ステロイドを身体から出し切るには、使っていた期間の三分の一ぐらい時間が必要だそうです。これには、使った量や、使用頻度も関係してくるので一概にはいいきれません。

私の場合はダラダラとステロイド軟こうを10年ほど使用しました。脱ステをした時は、半年はそうとう酷い状態でした。しかし、ジュクジュクからカサカサになり少しずつ改善していったようには感じます。ただ、いろんな事情で途中でやめてしまったので、最終的に脱ステが正しかったかはわかりません。

脱ステで身体に溜まったステロイドを排出して、そのリバウンドとして一時期炎症が酷くなると考えるのですが、皮膚科医によればステロイドは身体に溜まらないという考えもあるようです。

皮膚で炎症が出るということは、身体の免疫が過剰に反応しているわけです。それをステロイドで抑制する。そう考えるとステロイドをやめればまた炎症が起きてきます。

脱ステには相当な覚悟が必要です。顔は真っ赤。浸出液が出て痛い。皮がめくれてフケだらけ。周りの目は気になるし、外出がいやになります。なによりも、いつになれば良くなるのかという不安と孤独感がすごいです。期間が決まていれば耐えれるのですが、わからないので非常につらいです。

脱ステをするかどうかは、まず知識をつけることからです。ただ漠然とするのではなく、自分がどんな特徴のあるアトピーなのか、ステロイドを断つことで得られるメリット、デメリットをよく考えることをおススメします。そして、何より家族やパートナーの協力が期待できるか、相談できる専門家はいるかどうかです。

私は脱ステについて否定も肯定をしません。なぜなら失敗する人も成功する人もいるかです。やってみる価値はあります。失敗すればまた違う方法を考えればいいのですから。

アトピーとストレス。こころの関係。

成人になってからのアトピーの悪化要因として、ストレスが大きく関わってきます。なぜストレスでアトピーが悪化するのか。自律神経のバランスが崩れたり、ストレスを発散するために、暴飲暴食や食生活が乱れることも考えられる。

ファーストフードや甘いもを多くとることは、腸内環境を悪くし、痒みを増していくことになります。そして薬を塗る。ステロイドに依存。負のスパイラルに陥ってしまいます。

一概には言えないのですが、アトピーで悩んでいる人は、やせ型で、まじめ、生真面目な人。良く言えば責任感が強い人のように感じます。それゆえに、ストレスをため込みやすいでしょう。

アトピーを改善させるには、こころの持ち方が非常に大切です。症状の変化に一喜一憂せず。長期戦と考えるべきです。たまには、もういいやと!すべて諦めて、やりたいこと。自分の気持ちに素直になることが大切です。そこから新しい発見があります。

人の目が気になる。そんな時は。

脱ステ期間のリバウンドやアトピーの症状が悪化してるときは、人の目がとにかく気になるものです。とてもよくわかります。私もそうです。

外出にはマスクをしないといけないし、人の顔を見て話すのが怖い時期もありました。自分に自信がもてなくて、どう思われているのだろう。嫌われたらどうしようと悩むことが多いと思います。

しかし、相手はそれほど気にしていないのです。少し安心しませんか?アトピーで悩むあまり、自分に意識が向きすぎてしまうのです。こころまでアトピー、病気になってはいけません。今のままで堂々と生きることが必要なんです。どれほど酷くなっても命までなくなることはありませんから。

あなたは、今のままで価値があるのです。自身を持つことができなくても、自分には価値があると信じてみてください。酷い状態の顔をみて、生きることがいやになるかもしれません。私もそんな時期がありました。とにかく辛いです。

悩むということは、なんとかしたい。今の状況を良くしていきたいと思うからこそです。何度挫折しても、時間がかかっても諦めないことです。

アトピーはこころサインかも。

アトピー性皮膚炎はアレルギー疾患であることは確かです。ですので、ステロイドを塗れば一時的には改善します。しかし、原因がはっきりしていない部分は多くあると思います。

あなたのこころのサインが、アトピーとして出ている可能性もあります。何か我慢していることはありませんか?アトピーを理由に諦めていることがあるかもしれません。恋愛も自信がない。スポーツは汗が出ると痒くなるからできない。人と話すのが怖い。などなどあると思います。思い切って挑戦しみてください。

それから、思い切って環境を変えてみることもいいでしょう。私は親元を離れて、一人で生活をしている時、比較的状態が良かったように感じます。親との関係でアトピーやアレルギーが出るというようなことを聞いたことがあります。こどもであれば、アレルギーを出すことで、親にかまってほしい。相手に見てほしいというようなこころのサインである場合があります。

私の場合は親との関係は悪くないですが、依存せず、自立するという意味では親元を離れてひとり暮らしをするのもいいと考えます。一人で生活をするということは、身の回りのことをすべて自分でしなければなりません。

仕事で忙しく、時間がすぐに過ぎてしまいます。逆にアトピーのことを考える時間がなくなるかもしれません。良くも悪くも環境を変えてみることもひとつの方法ではあります。

ステロイドは善なのか悪なのか。

大切なのは、メリットとデメリットをよく理解して使用することです。長期間の使用は副作用が出てきますし、依存の原因になります。ステロイドが怖いからとダラダラ使用するのではなく、正しく使用し、良くなれば状態を維持することです。

あくまでもステロイドは対処療法です。根本的に完治させる薬ではありません。しっかりと原因は何かを探す必要があります。

たとえば、数日後に結婚式がある。大切な人と会う約束がある。そんなときは、綺麗な顔で自信をもって臨みたいものです。そんなときは、ステロイドの力を借りてみるのもいいでしょう。善悪で判断するのではなく、時と場合に合わせた使い方です。

まとめ。

アトピーというのは、本当に不思議なものです。なった人にしかわからない辛さや苦労があります。必ず良くなります。まずは正しい知識。自分の状態を冷静に理解するところからです。アトピーを通して学ぶことがたくさんあります。私の経験がアトピーで悩んでいる人の力に少しでもなれたら幸いです。

その他
福祉職のためのお役立ちサイト

コメント

タイトルとURLをコピーしました