ケアマネ試験 一問一答 No.1

ケアマネ一問一答

「介護支援分野より」

要介護認定基準時間には、褥瘡等の処置などの医療関連行為が含まれる。



●解答

●解説

要介護認定基準時間とは、介護認定の一次判定の基準となります。一日に必要な介護の時間を算定し、どれぐらいの介護度になるかを決めます。一時判定は認定調査の結果をもとにコンピューターで結果がでます。あくまでも介護の必要性を判断するための尺度として一定の方法により推計される客観的な基準です。
下の5項目で要する時間を算定します。
1.入浴・排泄・食事等の介護 「直接生活介助」
2.洗濯・掃除等の家事援助等 「間接生活介助」
3.徘徊に対する探索、不潔な行為に対する後始末等 「認知症の行動・心理症状関連行為」
4.歩行訓練・日常生活訓練等 「機能訓練関連行為」
5.輸液の管理、褥瘡の処置等の診療の補助等 「医療関連行為、特別な医療」

これは認定調査票の基本調査項目のデータから5分野に分けて時間を算定します。

要介護状態区分等と要介護認定等基準時間との関係
・要支援1 25分以上32分未満
・要支援2 要支援状態のうち32分以上50分未満
・要介護1 32分以上50分未満
・要介護2 50分以上70分未満
・要介護3 70分以上90分未満
・要介護4 90分以上110分未満
・要介護5 110分以上

要介護認定基準時間には、黄色の下線のところ「褥瘡の処置等、医療関連行為」がありますので、問題は〇となります。

音声解説

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