生活づくりの排泄ケア

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【中古】 新しい介護学 生活づくりの排泄ケア /三好春樹,高口光子,福野初夫,鳥海房枝【著】 【中古】afb

価格:1,101円
(2020/1/4 14:43時点)
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本の紹介です。

「生活づくりの排泄ケア」

介護の中でも、排泄、食事、入浴は大切なポイントになります。

排泄ケアについて、4人の筆者が実践してきたことや、高齢者に対する排泄の考え方、実践できるポイントをまとめてあります。

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排泄ケアとは?

排泄ケアは、生活の後始末ではありません。心身ともに落ち着いた生活をするための基本であり、前提です。

まずは、排泄について一度考えてみてはどうでしょうか?私たち介護職は一日にどれぐらい排泄ケアをしているでしょう。排泄介助は生活の一部ですので、仕事の中でも大きな割合を占めています。

私もこの本を読んで、排泄ケアについてしっかり向き合きたいと感じました。

便秘の対策で、「下剤」「浣腸」「摘便」というのは、排泄ケアとは言えません。正しい排泄ケアをしていないために起こった「便秘」という結果に対する後始末です。

排泄ケアというは、トイレにウンコ・シッコをポチャンと落とすということです。トイレでおむつ交換をすることではありません。

便秘になると、上に書いてあることを優先的に行っていると感じました。薬に依存すれば、生理的な自然排便からは遠ざかります。

また、便秘に関しては医療職に任せきりにしている場合もあります。もちろん医療職からすれば、便を出すことで排便コントロールができていると考えるでしょう。しかし、介護職はその人の生活を支える仕事です。

便が出ていればいいと考えるのではなく、どうすれば気持ち良く排泄ができるのかを考えます。まずは便秘にならない方法は何かを考えなければなりません。

高齢者の便秘にはいろいろと原因がありますが、身体的というよりは、精神的な部分が多いと思います。環境の変化や、不安な気持ちが大きく関わっています。自分に置き換えて考えてみるとどうでしょう?トイレって誰にも邪魔されたくないし、落ち着いた環境でしたいものです。

私はコンビニのトイレが苦手です。扉の前で人が待っていると思うと、便意がなくなってしまうのです。あえて大きなショッピングモールなどのトイレに行ったりします。(笑)

人それぞれだと思いますが、高齢者の方が気持ちよく排泄できるように、思いやりのある介護を心掛けたいものです。

問題行動の原因に便秘がある。

問題行動の原因のほとんどは身体の不調です。その不調を、徘徊や不眠、奇声というかたちで表現して訴えているのです。

問題行動を認知症や、脳に原因があると考える前に、しっかりとした排泄ケアができてるのか考えることが大切です。

あれ。最近様子がおかしいなと感じたら、便がでているのかを確認するのも大切ポイントです。もちろん他にも原因がある可能性がありますので、注意深くなることは良いことです。また、場合によっては受診をして医療的な処置が必要な時もあります。

便秘が続くと気持ちが落ち込みます。食欲も出ないし、不快ですよね。朝起きて、仕事に行く前に快便だとやる気がでます。

高齢者だからといって、特別なことではありません。便秘が人間の生活と大きくかかわっているとわかります。 

介護は特別ではなく、当たり前のこと。

介護というのは、病気という特殊な時期への関わり方ではなくて、生活という普遍的な時間の専門家です。だから、私たちが基礎にするのは病理学ではなくて、自然な、私たちが行なっている生活です。

歳をとれば、体は衰えてきます。一生元気と言う人はいないと思います。介護が必要になれば、介護を受ければいいのです。

介護は特別なことではく、当たり前を支える視点で考えていきたいです。介護技術を身に着けるには時間がかかりますが、相手の気持ちを考えた声掛けや、関りは今すぐにもできることです。

「他人以上、身内未満」という微妙なところで、私たちはお年寄りと仕事をします。そこに施設における認知症ケアの広さがあります。

すごくいい表現だなと感じます。認知症の家族介護は、ほんとうに大変です。認知症により、過去のイメージとかなり変わってしまい、受け入れることができないからです。家族だと腹も立つと思います。

しかし、私たちはその人の過去を具体的には知りません。今の状態で初めて出会いますので、赤の他人だからこそできる。ケアがあります。もっと介護の仕事に誇りを持つべきです。

そして、入所して介護を受けるという形になったとしても、ご家族との関係を大切にし、昔どんな方だったのかを聞いてみてください。きっといろんなこと教えてくれます。また施設での様子を伝えることで情報交換ができます。

職員の徘徊?

トイレの連れて行く人がいなくなると、恐ろしいことに「職員の徘徊」が始まるのです。これは、ここの施設だけの問題ではなくて、とくに最近のユニットではこうした職員の徘徊がものすごく目立ちます。

これには私もドキッとしました。ほんとにそうなんです。時間が来ると一生懸命にトイレ誘導しようとしてしまいます。利用者さんにとっては迷惑な話です。一人終われば次はこの人と、多くの人をトイレに誘導するのが仕事のように…

そして仕事がなくなると、次の仕事を求めてうろうろとしてしまいます。これが「職員の徘徊」です。することがなければ、利用者さんと座ってお話をすればいいのですが、よく動く職員の方が苦手なように感じます。

せわしなく動く職員を見ていると、利用者さんも落ち着きませんし、「トイレに行きたいんだけど」と言うことに気を使ってしまいます。いい雰囲気作りが大切ですね。

まとめ。

介護の仕事は業務が多くて忙しい時もあります。しかし、業務を回すことがすべてではありません。ときどき自分の仕事の取り組み方を見直してみるのもいいかもしれませんね。

少し仕事から離れて専門書を読んでみるのもおススメします。

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