リーダーのためのケア技術論

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本の紹介です。

「リーダーのためのケア技術論。」

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介護の現場でリーダーの役割が非常に大切です。この人についてきたい。と思える人はいるでしょうか。

職員がこの施設で働いてよかった。利用者さんがこの施設に来てよかったと思える環境を作ることが理想ではあります。

介護の現場には何が必要なのか、どんな考えをもって仕事に臨むのかを明確にしてくことが、リーダーには求められます。

離職や転職する人が多いですが、就職した人が希望や、やりがいをもって仕事ができるようにすることも考えなくてはなりません。

日々の業務を教えるだけでなく、介護感をお互いに話し合い、職員が同じ方向を向いて仕事ができればいいですね。

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QOLとはなにか?

リーダーの視点からみてQOLの理解は大切です。介護は生活支援の場ですので、生活の質を上げていくことです。もう少しわかりやすく言うと。

「その人らしい生活を手作りする。」

当たり前の生活を具体的に手作りし、手渡しすることが仕事の基本中の基本になります。

その方のこだわりを大切にすることが私たちの仕事となります。

リーダーためのケア技術論より。

高齢者の方は、介護が必要になれば介護保険を利用して、介護を受けるわけです。治療を受けるのではありません。

その人の今までの生活習慣や、こだわりを大切にした介護であったり、環境作りをしていくことです。

医療職やケアマネ 、相談員、栄養士などの他職種が関わりますが、それぞれの専門性を生かしながら、生活の支援、その人のこだわりを作っていくことです。

つまり、専門性をQOLの向上に当てはめていくことが大切です。

介護現場でのリーダーは、それぞれの専門職の意見や考えをまとめていかなくてはなりませんので、非常に難しい立ち位置です。

だからこそ、しっかり信念と方向性を示していくことが求められます。

自立支援とはなにか?

介護の仕事で、「自立支援」と言う言葉がよく言われます。

自立というのは「できることとできないことを明らかにする」という簡単な言葉ですが、自分が自分で自分のできることやできないことを明らかにするということはなかなか難しいことです。

リーダーのためのけあ技術論より

つまり私達介護職、利用者さんのできないことを支援するということになります。

できることと、できないことを見極めることが難しいところです。なんでもしてしまえば、その人のできること。能力はどんどん低下してしまいます。

介護保険サービスは自立支援の考え方を大切にしているところもあります。

ここで大切なるのが、利用者さんと職員の関係でしょう。信頼関係ができていない中で、「これは自分でしてください!」「できないことはやります!」というように、かたにはめてしまうのは良くないことです。

日頃からコミュニケーションをとり、どのような支援をするの考えておくことが必要です。

年齢に関係なく、一人で生きて行ける人はいません。なんらかの助けが必要です。 

ケアの三原則

当たり前の生活を作る。その人の生活習慣を大切にする。主体性・個性を引き出すということ。

リーダーのためのケア技術論より

筆者はこのように述べています。ケアとは生活の支援をし、QOLの向上を目指します。

当たり前の生活とはなんでしょうか?たぶん私達は当たり前すぎて意識していないことだと思います。

朝起きて、トイレに行き、夜はお風呂に入って寝る。普段していることです。介護とは、当たり前の生活を支援することです。

また、その人のこだわりを知り、出来る限り続けてもらうことです。そして個性を大切にしなければなりません。

例えば、朝食はパンがいいとか、寝る前にコーヒーが飲みたい人など。人それぞれです。入所施設になると、こだわりを受け入れない場合もありますので、話し合い、出来る限り可能な環境を作ることが必要です。

自分の思いを言葉で伝えることが出来る人はいいのですが、伝えることが難しい人もいます。

この場合、ご家族に聞いてみたり、過去の記録を確認しながら、生活習慣やこだわりを知っていくことも大切です。

新人教育で大切なこと。

リーダーの役割として、新人教育があります。QOLや自立支援のことなどを踏まえて指導していくことになります。

大切なのは伝えたいことがあるか、伝えたい人がいるか、伝えようとしているのか、そしてそれをやり通そうとしているのかとうこと。

リーダーのためのケア技術論より。

介護職の資質として、人としての価値観をしっかりと持っていることが必要です。

利用者さんに対する思いを伝えようとすることを、リーダーは指導しなくてはなりません。

その方法や、誰に具体的に伝えるのか、また他の職員の思いや意見を聞くことも大切です。

新人職員の大切な視点として、疑問を持てるかということです。なぜ?どうして?と素直に感じることが今後の成長につながります。

素朴な疑問を上司に伝えた時、適当な返答ではやる気をなくしてしまい、ここの職場では自分のやりたいことができないと、離職になる可能性もありえます。

リーダーは新人の教育と同時に、仕事のモチベーションも上げて行かなければなりません。特に20代前後の若者の場合、介護職の倫理観と言いますか、人間性や言葉遣い、社会人としてのマナーも伝えなくてはなりません。

成長していく人、しない人の大きな違いは、つまずいたときにどのように乗り超えていけるかで決まってきます。大切なのは、自分に問題がなかったか。もっとできることはなかったのかを自問自答できるかどうかです。

なにかあれば、相手にせいにしたり、会社が悪い、上司が悪いと言いだすと成長は難しいでしょう。

まとめ。

いい職場つくりや、いい介護は、リーダーの考え方や行動に大きく左右されます。基本的な知識や介護技術を身につけた上で、どのように人を指導していくのか。おススメの本です。

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