問題7 区分支給限度基準額が適用されるサービスとして正しいものはどれか。3つ選べ。
1 福祉用具貸与
2 小規模多機能型居宅介護
3 居宅療養管理指導
4 地域密着型介護老人福祉施設入所者生活介護
5 定期巡回・随時対応型訪問介護看護
解答
1、2、5
解説
区分支給限度基準額というのは、居宅で生活する人の介護度ごとの一ヶ月に使える上限のことです。介護度が高くなれば、介護がたくさん必要になるので、限度額も大きくなっていきます。介護保険は原則、利用者負担が1割ですが、区分支給限度基準額を超えてしまうと全額実費となります。携帯電話のギガ数みたいな感じです。例えば20ギガが上限だとしたら、それを超えたら速度が遅くなりますね。
1 福祉用具貸与は、福祉用具のレンタルのことです。介護用のベッドや車椅子を借りることができます。区分支給限度基準額の対象です。ちなみに、特定福祉用具販売と住宅改修については、それぞれ独自の支給限度基準額がありますので、区分支給限度基準額の対象になりません。
2 小規模多機能型居宅介護は区分支給限度基準額の対象です。
3 居宅療養管理指導は区分支給限度基準額の対象にはなりません。覚えておきましょう。
4 居住系のサービス。つまり、介護保険施設など、そこに入所して生活をし、介護を受ける場合。区分支給限度額の対象になりません。
5 定期巡回・随時対応型訪問介護看護は区分支給限度基準額の対象になります。
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