2021年度 第24回 本試験 問題7

2021 第24回

問題7 区分支給限度基準額が適用されるサービスとして正しいものはどれか。3つ選べ。

1 福祉用具貸与

2 小規模多機能型居宅介護

3 居宅療養管理指導

4 地域密着型介護老人福祉施設入所者生活介護

5 定期巡回・随時対応型訪問介護看護




解答

1、2、5

解説

区分支給限度基準額というのは、居宅で生活する人の介護度ごとの一ヶ月に使える上限のことです。介護度が高くなれば、介護がたくさん必要になるので、限度額も大きくなっていきます。介護保険は原則、利用者負担が1割ですが、区分支給限度基準額を超えてしまうと全額実費となります。携帯電話のギガ数みたいな感じです。例えば20ギガが上限だとしたら、それを超えたら速度が遅くなりますね。

1 福祉用具貸与は、福祉用具のレンタルのことです。介護用のベッドや車椅子を借りることができます。区分支給限度基準額の対象です。ちなみに、特定福祉用具販売と住宅改修については、それぞれ独自の支給限度基準額がありますので、区分支給限度基準額の対象になりません。

2 小規模多機能型居宅介護は区分支給限度基準額の対象です。

3 居宅療養管理指導は区分支給限度基準額の対象にはなりません。覚えておきましょう。

4 居住系のサービス。つまり、介護保険施設など、そこに入所して生活をし、介護を受ける場合。区分支給限度額の対象になりません。

5 定期巡回・随時対応型訪問介護看護は区分支給限度基準額の対象になります。

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