こんには。ふくまるです。
最近、仕事の中で、いい発見があったので、
伝えておきたいと思います。
介護の仕事で、「食事・排泄・入浴」。
大切ポイントですし、仕事の大部分を占めています。
今日は、「排泄」について考えてみます。
私が関わっている、おじいさんがいます。
もう90歳を超えていますが、良く食べます。
しかし、トイレの訴えを伝えることが難しく、
ほとんどの場合、尿・便ともに失禁という状態でした。
医療面、看護師の視点から見れば、排便が出ているし、
数日出なければ、便薬を飲めば排便はオッケーということでした。
しかし、介護の視点から考えればどでしょうか?
その人の生活を支えるという考え方が大切です。
つまり、排泄のついても、
いつするのか、どこでするのかです。
薬に頼ることや、敵便はなるべくさけたいものです。
ただし、緊急を要する時は必要です。
私たちは、便意をもよおしたとき、トイレに行きます。
快便なら、非常に気持ちがいいものです。
これは生理的に、欲求にかなっているものです。
介護の現場でも、この視点をもたなければなりません。
話は戻りますが、おじいさん。
関わっている中で、起床時と朝食後に比較的、
便失禁をされることが多いでした。
私の思いとして、便意をもよおしたときに、トイレでするです。
こちらの本が非常に参考になり、実践してみようと思いました。
おじいさんですが、食後は、
たいがいは、うとうとしているか、部屋で休みたいのか、
立ち上がろうとしています。
その日は、いつもと違う様子でなにかゴソゴソとしていました。
トイレの声掛けをしても、あまり反応はありませんでしたが、
とりあえず、車いすでトイレまで行きました。
するとお腹が、「グー」と鳴っていましたので、
もしかしていけるのかなと感じました。
いつもより長く便器に座って頂きました。
すると、しっかりとした排便をされたのです。
この方と関わって、初めてトイレで排便をされたのには、本当に驚きました。
これが介護の仕事の大切なところと感じました。
もしかして?という直感が経験からできてきます。
便失禁をしてしまうと、ご本人は不快で、自尊心を傷つけてしまいます。
トイレで排泄をすることがベストです。
そのためには、知識が必要です。
その人の生活リズムをつかみ、タイミングを知ることです。
そのために排泄チェックをします。
また、上に立つ人は、排泄の大切さを伝えていかなければなりません。
今回の経験は私にとって、非常に大きいものになりました。
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